1969年 アメリカ 監督:スチュアート・ローゼンバーグ 2022.10.19視聴-470
評価4.0
● カトリーヌ・ドヌーヴ(カトリーヌ)
●ジャック・レモン(ブルーベーカー)
映画の出来は普通評価の3.5
しかし、それにカトリーヌ・ドヌーヴの魅力0.5を加算して4.0になる。
(もちろんFan!です。)
「幸せはパリで」
やっと念願叶ってこの作品を観ることができた。幸せ。
カトリーヌ・ドヌーヴ27歳。最高に綺麗。
間違いなく全盛期だ。
ジャックレモンとのロマンティックコメディなら申し分ないだろうと思っていたが、思った通りの出来栄え。
言うことなし!
冒頭のパーティーのシーンで見え隠れするドヌーヴの美しさ!ずっと彼女を追ってしまう。
ジャック・レモンにドヌーヴはもったいない。
結婚生活に強い不満を持っているブルーベーカーとカトリーヌは、カトリーヌの夫のパーティで出会う。
ブルーベーカーはこの夫の部下で、昇進のために呼ばれていた。
居場所のないブルーベーカーはカトリーヌに声をかけ外に出ようという。もちろん上司の妻とは知らない。カトリーヌは思いもよらず、パーティを抜け出すことに同意する。二人はクラブに行って、踊って、会話を交わすうちに、いつのまにか恋に落ちていた。そして二人してパリへ向かう約束をする。そう、幸せはロマンティックなパリでつかむために。
あっという間の恋愛劇、それが軽妙で気持ちがいい。ちょっと出来すぎだが、恋愛は元々奇跡のようなもの。
W不倫だが二人の夫婦関係が共に愛情のない冷え切った関係になっていて、あまり罪悪感は感じない。もちろんカトリーヌの夫は引き留め、ブルーベーカーに怒るシーンはある。
しかし、それもあっさりと終わる。
ハッピーエンドは当然の流れ。
音楽はバードバカラックが歌う爽やかでロマンティックな名曲「エイプリール・フール」
どこまでもロマンティックだ。
しばらく、他の映画を観る気がしないぐらいドヌーヴに酔ってしまった。これはいかん。