チャウシンチー監督、主演のカンフーバトルコメディ映画。
パワーがインフレした漫画みたいに次から次へとカンフーの達人が登場して『ありえねー』バトルが何度も繰り広げられていく物語。
この映画は
《バトルに入る時の勢いと盛り上げ方が凄い!》
これに尽きる。
ラスボスのブルースリャンが覚醒するシーンは何回観ても(うおお!)ってなる。
画面越しでも伝わる気迫と余裕に満ちたどや顔!
あの開放感がめっちゃ良い!
音楽も(ここ!)って時に爽快に流れるのも良い。
ただ、この映画はストーリーがない。
『少林サッカー』みたいに主人公のチャウシンチーとヒロインとのメロドラマをもっと増やして欲しかったなー。
一番重要なのそこじゃん!
ブルースリャンも追い詰められたら小物になっちゃうのも残念だ。
ラストシーンで秘伝の書を手にした少年が成長して『ありえねー』バトルを繰り広げるストーリーの2、未だに待ってます。
吹き替えが最強!