YasuhitoArai

ワンス・ウォリアーズのYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

ワンス・ウォリアーズ(1994年製作の映画)
3.4
リー・タマホリ監督作品。
ニュージーランド最大の都市オークランド郊外。ベスはマオリ族の王族の子孫だったが、一族を離れて、元奴隷一族のジェイクと結婚した。ある日ジェイクは仕事を辞め、息子のブギーも警察の世話になり、裁判所まで呼ばれるが・・・という話。

監督自身がマオリ族の出身で、キャストもマオリ族出身の人たち。キャストの顔が独特。赤茶色を中心にした色合い。クレーンショットをやたら多用する。

世界観がおかしい。みんな脳筋、男女問わず会話が下品、喋りよりも鉄拳制裁。ジェイクに殴られて顔がボコボコになったベスとジェイクがベットで裸で並んでいる画が異常。全身刺青の度合いがやばすぎる。男性が暴力により絶対的に支配する世界が怖すぎる。友達の13歳の娘をレイプして平気な顔をしている。『マッドマックス』並の世界。さすがニュージーランド映画。もうニュージーランドには怖くて行けない。

マオリの人々の踊るハカは顔面含めてインパクト強すぎて笑っちゃう。
YasuhitoArai

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