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太陽を盗んだ男の人間のレビュー・感想・評価

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)
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たまたま本屋で『太陽を盗んだ男』の脚本を手に入れたので鑑賞した。ストップモーションやジャンプカットを使って小気味よく話が進んでいくので時間を感じさせず楽しむことができた。当時の新宿、渋谷辺りが映っていたり、テレビには長嶋茂雄が巨人の監督やってたりと凄く時代を感じた。城戸誠が原子爆弾を作った動機が全く分からないし、淡々と楽しみながら作ってるのがとても恐ろしかった。79年といえば冷戦状態が更に緊迫化して「新冷戦」と呼ばれる時代になっているが、この作品もそうした背景からつくられたのかな…意識してるのかしてないかは置いといてこうした文脈で語られてもおかしくない作品だな。シリアスかつコミカルでストーリーも映像も面白かった!

47(2024)
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