Automne

太陽を盗んだ男のAutomneのレビュー・感想・評価

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)
4.5
原爆DIY要素と強大な力を持った庶民の倦怠を描いたカルト作品。
発電所からプルトニウム盗むところ好き。序盤のバスジャック含めて、核に対する想い入れの強い日本という国、その時代性を含みながらも映画として心地よいシーンが重なってゆく。夢中で何かに没頭してゆく楽しさも描かれている。彼にとっては何かを要求するよりも盗んだりつくったりしているときがいちばん幸せだったのではないだろうか。
沢田研二の怪演と菅原文太の存在感も頼もしい快作です◎
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