ゆみモン

真昼の暗黒のゆみモンのネタバレレビュー・内容・結末

真昼の暗黒(1956年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

八海事件という実際の冤罪事件に基づいたストーリー。
恥ずかしながら、八海事件を知らなかった。

『張込み』と並び称される、脚本家・橋本忍の傑作。

当時、まだ裁判が終わってない時点で制作。最高裁判所から公開の妨害を受け、配給を予定していた東宝が降りる…等の障害話題に負けず、よく制作・公開に漕ぎ着けたと敬服する。

それにしても、自白を強要する取り調べの拷問などめちゃくちゃだ。これでは、警察や裁判所側は、この映画を公開されては困るだろう。