アキ・カウリスマキ監督、『枯れ葉』くらいしか見た事なかったけど確信した、この人の作る作品好きだ。
キャラクター達の険の無さ、ポンコツっぷりが愛くるしい。
客やクラブのオーナーからの不評、マネージャーの裏切り行為とか、仲間内での暴力だって存在するんだけど人の悪感情をそれ以上掘らないんだよね。
次のシーンではもうなんでも無さそうにいつもの無表情。悪感情が継続しない、因縁とか不穏さには無縁。
昔のアニメーションみてる感じでただただ画面で起こってることのみを楽しむことができて気楽に見てられるんだよな。
言葉にできない魅力を無理に言語化してるけどなんかそんな感じ。