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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序のkazu1961のレビュー・感想・評価

3.7
▪️JPTitle :「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」
ORTitle: ※※※
▪️First Release Year : 2007
▪️JP Release Date : 2007/09/01
▪️Production Country : 日本
🏆Main Awards : 第31回日本アカデミー賞
優秀アニメーション作品賞
▪️Appreciation Record : 2022-131 再鑑賞
🕰Running Time : 98分
▪️Director : 庵野秀明(総監督)、摩砂雪、鶴巻和哉
▪️Writer : 庵野秀明
▪️MusicD : 鷺巣詩郎
▪️Cast : 緒方恵美、林原めぐみ、三石琴乃
▪️Review
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を鑑賞するための復習として鑑賞。
TVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』をリビルドした劇場版4部作の第1作目。『序』に続いて『破』、『Q』と巡っていきそして『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に続く物語、本作『序』はTVアニメのオリジナルシリーズとここから始まる新たな物語、怒涛の展開の新劇場版シリーズを繋いでくれるような位置付けの作品になりますね。
TVシリーズのファンの人も、新たに鑑賞される人もここから再スタートするのが楽しく鑑賞できるのではと思います。私も当時のTVシリーズの明確な答えがない独特の世界観が好きでした。

そういう意味で本作は、まだかなりTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の物語に沿った内容となっています。しかしながらTVシリーズの原画、動画やタイムシートを素材として再利用しているものの、絵は全て新たに描き直されています。また全編にわたってデジタル撮影や3DCGが使われて映像の再構築も行われています。エヴァや使徒の形態、渚カヲルの早い段階での登場や、登場人物の立場や性格の描写など、設定や演出の変更もみられます。(参考:Wikipedia)

きっとTVアニメシリーズで実現できなかった演出を再現したという意味合いもあるのでしょうね。EVA初号機の緑色の部分が光ったり、使徒の名前がなくなったり、そしてラストシーンなど気がつくところが幾つかあります。

物語は。。。
セカンドインパクトの発生から15年。特別非常事態宣言が発令される第3新東京に碇シンジは居ました。父の碇ゲンドウに3年ぶりに会うことになったシンジでしたが、父はシンジに会うなり、EVAに乗り込み、第4の使徒と戦うことを命じるのでした。突然のことに戸惑うシンジでしたが、一向に命令に応じないシンジに対して、ゲンドウは強制的にEVAに乗るように命じます。そこへやってきたのは、体に怪我を負った一人の少女でした。懸命な彼女の姿を見たシンジはついにEVAに乗り込むことを決意するのですが。。。

▪️Overview (映画. com)
1995~96年に放送され、社会現象を巻き起こしたTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を、新たに4部作の劇場版として構成する「新劇場版」の第1部。原作・総監督はTV版に続いて庵野秀明。新作パートの画コンテに「日本沈没」の樋口真嗣、「交響詩篇エウレカセブン」の京田知己など、豪華スタッフ陣が参加。14歳の少年・碇シンジは、10年ぶりに再会した父ゲンドウが司令官を務める特務機関NERV(ネルフ)に呼び出され、人型決戦兵器エヴァンゲリオンに搭乗し、使徒と呼ばれる謎の敵と戦えと命令される。
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