こぅ

ベイビー・イッツ・ユーのこぅのレビュー・感想・評価

ベイビー・イッツ・ユー(1983年製作の映画)
3.8
【ロザンナ愛】で観た懐かしの再鑑賞。

【ピラニア】【ハウリング】脚本家のジョン・
セイルズ監督による、【青春・ラブ・ストーリー】。

大きくは、1幕と2幕に分かれる感じ。
高校時代と、大学時代。

序盤から、不良転校生シーク(ヴィンセント・
スパーノ)のジル(ロザンナ・アークエット)への
一目惚れアタックが凄い‼︎
(最近の邦画でもありそうなプロット)
初対面で、いきなり 俺と付き合え! 翌日には友人
から借りたイカした車で待ち伏せ〜。そして荒運転。
S男のワイルドアタックに最初は戸惑うジルも
満更でも無い、、お嬢様は基本、ウブだからどこか
型破りに惹かれるものがあるのだろう。
海にドライブと、デートを重ねる仲に。

不良とお嬢様の【格差恋愛】と言っても、親が介入
(反対)して来ないし、演劇部の講師が、邪念は
禁物と言うくらいで、、観ていてあまり感じない。

ある日、あまりしつこいシークにジルがキレて、
それでもしつこいシークを許さない強情なジル。
挙句は、◯学に。
ヤケを起こしたシークは友人とある事件を起こした
後、◯◯れする。
2人は、、◯◯消滅。

ジルは、大学の新しい演劇部仲間と日々を
満喫して
いた。シークは、働いていた。

女性は、【元彼】思い出し、ふと何となく連絡して
みる
事ってあるだろう。
それで自分の気持ち確かめられる、或いはハッキリ
させられる事もある、、。

中盤の【ある事件】が放ったらかし雑で最後まで
絡んで来ないのは個人的にマイナス。


スタンド・バイ・ミー、
タイトルのベイビー・イッツ・ユー、
ラストには、意味のあるフランク・シナトラの
【夜のストレンジャー】と、名歌曲も効果的に使われ
ている。

ベタなラブストーリーの沸点が摂氏99.974度ならば、
本作は90度弱くらいの【ビター】なエンディング。

ワイルドなS男、ヴィンセント・スパーノが板につい
ていた。


本作は若きロザンナの魅力爆発 代表作に位置付け
られる。
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