「身分違いの恋」を描いたロマンティック・コメディ。
ヘディ・ラマー演じる異国の王女ヴェロニカがニューヨークを訪れる。たまたま知り合ったベルボーイのジミー(ロバート・ウォーカー)を気に入り、王女専属のボーイに任命する。ジミーは女王に愛されていると勘違いして彼女を崇拝するが、女王のニューヨーク来訪にはある理由があった。。。
おとぎ話」に夢中になる男女の恋物語で、ジミーを影で思い続けるレスリーや、ジミーとアルバートの友情など、ドラマ的に見応えのあるシーンが盛り沢山で素晴らしい。ヘディ・ラマーとジューン・アリソンの二人が美しく、ミュージカルシーンも華やかだった。
ラストは、『ローマの休日』の真逆をいく展開で大笑いした。