冷蔵庫とプリンター

夢のひとときの冷蔵庫とプリンターのレビュー・感想・評価

夢のひととき(1945年製作の映画)
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 「身分違いの恋」を描いたロマンティック・コメディ。
 ヘディ・ラマー演じる異国の王女ヴェロニカがニューヨークを訪れる。たまたま知り合ったベルボーイのジミー(ロバート・ウォーカー)を気に入り、王女専属のボーイに任命する。ジミーは女王に愛されていると勘違いして彼女を崇拝するが、女王のニューヨーク来訪にはある理由があった。。。
 おとぎ話」に夢中になる男女の恋物語で、ジミーを影で思い続けるレスリーや、ジミーとアルバートの友情など、ドラマ的に見応えのあるシーンが盛り沢山で素晴らしい。ヘディ・ラマーとジューン・アリソンの二人が美しく、ミュージカルシーンも華やかだった。
 ラストは、『ローマの休日』の真逆をいく展開で大笑いした。