山田

眠れる森の美女の山田のネタバレレビュー・内容・結末

眠れる森の美女(1959年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

こちらも幼少期何度も繰り返し見た一本。
昔はオーロラ姫の顔がこわいなって思ってたんだけど、大人になってからだいぶ印象が変わった。めっっっちゃくちゃ美人。え、すごい好き。きれい。青いドレスがよく似合う。好き。ってドギマギしちゃいました。
オーロラ姫とフィリップ王子が出会うシーンも良かった。昔は王子の持ち物を動物たちが盗んでダンスするシーンがなぜかすごい苦手だったんだけど、オーロラ姫が夢を見られてて優しい世界過ぎて心が洗われました。ディズニーは夢を見る事の大切さを教えてくれてるんだなあ、とここ数日でちょっと自分の心に変化を感じたりしている。ありがとうディズニー。

それはそうと良き妖精たちが16年間がんばって育ててきたと言うがよくそれで16年間何事もなく育てられたな?って思うくらいポンコツでこれにも驚かされた。
ドレスを作るのにまず足が出る穴を作るってところで不穏な気配を察知。
誰かに出会ったら口を聞いたらダメだとか、名前は名乗るなとかおそらくそれ以外にもオーロラ姫を守るためにがんじがらめにしている約束事があるんだろうと思うけど、外界を知らないからこそ真っ直ぐ育ったのかもしれないし、だとしても多分結構オーロラ姫も苦労してるんだろうな…

オーロラ姫の美貌に胸打たれたけどなぜスコアが他のプリンセス物より低いかというと、自分はローズではなくお姫様で実は生まれた時から婚約者がいて今日会った素敵な男性とは今後二度と会えないって事が分かりショックで泣いちゃって以降最後までオーロラ姫が一言も喋らなかったからです。
フィリップ王子もマレフィセントに森で捕まって以降良き妖精たちから防具や剣をもらっても喋らず、眠ってるオーロラ姫に会っても喋らず、お城で親たちにあっても2人とも喋らなくて、なぜ本作のメインであるキャラクターが中盤からまったくセリフがなくなった(声を当てられなくなった)のか理解できなくて困惑しちゃったので低くしました。
笑うこともせず、戦ってる時に息を弾ませることも詰まらせることもなくて前半あんなに喋ってたのに何故?ってとても疑問だった。理由があるのかな。

忘れた頃にまた観たい。
山田

山田