これはアルジェリアに住むフランス人修道士たちを、イスラムの過激派たちが誘拐した実話を映画化されている。
テロリストが攻め入る意味がないほどの極貧な村であり、100人に対して1人の医師しかいない悲惨な状況下。
だがテロリストの仲間の治療のため彼らは修道院を訪れる。
舞台はアルジェリアでありフランスとのつながりは歴史的にも根深い。
修道士たちが主役なので、キリストの教えや村人との日々などを通じて、選択を見極めることになる。
特に白鳥の湖が流れる最後の晩餐が実に胸を打つ。
彼らは自分の運命が分かっている。それでも神の教えに従わざるを得なかった。
この歴史を埋めるわけにはいかない。