このレビューはネタバレを含みます
臓器提供に恋愛映画が着いてきた感じ。
命の重さについて語る映画かなと思ったけど、臓器提供の運命を知っても尚、その事実から足掻こうとしてないキャラ達を見ると、自分の命を1番軽く見てるのはキャラ本人立ちではないかと思ってしまった。
キャシーが言った「私達と私達が救う人達の何が違うのでしょう」「誰もが命の短さを嘆くのでしょう」って最後の一言で各々に解釈させるような終わり方にしたんかな?
違法的に臓器を提供されても、それでも生きたいと望む人と、
最後の日は皆いつか来るのだから、仕方がないと何もしない人の違い
欲の深さの違いかなと思った。
それで言うと欲を出したルースは恋人を手に入れたし、欲を出さなかったキャシーとトミーは大事なものを手に入れられなかった。
命だけじゃなくて、何事もある程度自分で行動しようとしないと欲しいものは手に入らない、そういう事ですかね〜
先生が言った「作品は魂を探るものではなくて魂があるかを知るためのもの。」
魂あるかないか知ったところでどうすんねん!
どうせ結末は臓器提供だろ!って思ったけど、
作品から臓器提供者でも生きている、倫理があるって世論?に主張してた所を見ると、まだ命の重さを考えてくれてた方なんかなとも思った。