ゆいこ

青空娘のゆいこのレビュー・感想・評価

青空娘(1957年製作の映画)
4.1
朝ドラを思わせるようなタイトル。
その明るく爽やかなイメージ通りの、主人公有子。
素敵な紳士に見染められる所や、意地の悪い継母に異母姉妹、彼女の持ち前の明るさ優しさから、力を貸してくれる存在が出来ていくあたり、シンデレラを彷彿とさせる。
父親の笑顔の下に包まれた身勝手さにモヤモヤしていたので、最後の有子の直球の言葉にはスカッとした。
人に優しく真面目に生きる事で幸せが訪れる。
現実にはそう簡単にいかない事が多いけれど、清く正しく生きる人が幸せになれる世界を強く信じたくなった。
ゆいこ

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