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雲の上団五郎一座の010101010101010のレビュー・感想・評価

雲の上団五郎一座(1962年製作の映画)
3.5
日本映画の宝のひとつ。
フランキー堺は脂がのりきっているし、エノケンの姿は拝めるだけでありがたいし、三木のり平と八波むと志のコンビは存在だけで笑けてくる。寝込んじゃった社長の喋り方もいちいち面白い。

なんか、特に高度な笑いのネタがあるわけじゃなく、大らかな笑いとレビューの楽しさだけで持ってってくれるのが、気持ちも温かくなる感じでいい。
(とはいえ、フランキー堺の笑いって、当時としては斬新な面もあったのかなぁ、と思ったりも)。