たまに見たくなる古い映画シリーズ。
本作を劇場で見たのは10代の頃。公開前に少年雑誌で特集記事が書かれ、それを見ながら公開を心待ちにしていた。なんせポール・ニューマンとスティーブ・マックイーンの共演というだけで心踊った。
そして劇場で鑑賞。興奮した。47年経った今もその興奮を覚えている。初見がTVの人は本作の良さが半分も伝わってないと思う。
さて、パニック映画というジャンルは本作が作成されるまではそれほどメジャーではなかった。「ポセイドン・アドベンチャー」を皮切りに台頭したが、本作がその地位を決定づけたと言ってよい。
以降、パニック映画好きになり色々見たが本作を超えるような当時と同じような興奮を味わえるような作品はなかなか無い。高層ビル火災の映画もいくつかあったが、どれもB級に留まっているように感じる。
脱線するが、本作を劇場で見た際にかかった予告編が「ジョーズ」であった。「激突」を見たのはもっと後なのでスピルバーグの存在を知らなかったし、当時の予告は本国の予告に字幕をつけただけだった(様に記憶している)ので、なんじゃこれは感があった。後にあんなに興奮するとも知らずに。