ヒデ

キリクと魔女のヒデのレビュー・感想・評価

キリクと魔女(1998年製作の映画)
3.6
「どうしてカラバは意地悪なの?」

魔女カラバの横暴に苦しむ村に生まれた「キリク」という赤子が、魔女を倒すべく旅に出る話。

村の異端児が魔女と戦うという王道のストーリーはアフリカ版ジブリであり、毎回知略で物事を解決していく様は一休さんぽくもある。村人たちは女性含め全員裸で、喜ぶ時は太鼓を叩いて踊るという古き良きアフリカンスタイル。

呪いをかけられた泉の原因を究明したり、魔女の棲家にいる監視役に見つからないように地下から討伐へ向かっていくのは面白かった。

個人的にはラストが結構驚愕で、「それアリなんだ…」という感じだった。でもなんだかんだハッピーエンドだったからヨシ!


以下、セリフメモ。


「金がなくても生きていけるけど、水がなければ生きていけない。愛するものがいなくては生きていけないのに、魔女カラバは男達をみんな取ってしまう、次々と…。それで村は死にかけている」
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