きりん

キートンの警官騒動のきりんのレビュー・感想・評価

キートンの警官騒動(1922年製作の映画)
3.8
世界三大喜劇王の一人、バスター・キートンの『キートンの警官騒動』を活弁士と楽団付きで鑑賞。
活弁士/山内菜々子
楽団/カラード・モノトーン

恋人である市長の娘から、実業家になったら結婚してあげると言われたキートンが、財布を拾ったことで大金を手にしたが詐欺師に騙された結果 警官に追われることとなる話。


バスター・キートンの最大の特徴は“偉大なる無表情”と呼ばれる演技。どんな出来事に対しても無表情で反応。喜怒哀楽を出さないことで激しいアクションとのギャップが新たな笑いを生み出している✨

そこに活弁士である山内菜々子さんの声が加わり相乗的な笑いを起こしてるように感じた✨映像を観ながら声を当て、さらに演技力が問われるからすごい仕事だわ👏🏻

お気に入りは絶妙なバランスを保ちながら警官を交わすハシゴシーソーのシーン🪜パッタンパッタンと傾く中でスルスルと警官を出し抜き切り抜けてゆく様が面白かった🤣

また終盤数百人もの警官を相手に追いかけっこするはとても可笑しい😂警官のパレードの中に入った状態で爆弾を爆破させるは常軌を逸しているww(まっこれはテロリストが仕組んだものだけど)

とにかく警官の数が尋常じゃなくてよくこの人数を集めたものだとそっちが気になるほどだった🤣

最後のオチはちょっと意外で えっ!なったわ😳笑
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