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父ありきのromioのレビュー・感想・評価

父ありき(1942年製作の映画)
3.7
正月には小津だろうと思い鑑賞。

見ても見なくてももはや心が動かされる、そんな作品。
笠智衆がやはり素晴らしすぎて、
最初は、若い!と思うのだが、その後、月日が経っていくに従い老人へと変わっていくさまはすごい。

父と子の親子のお互いを思いやっているのがその会話や姿から伝わってきてとても心地が良い。

ラストの息子の表情がなんか怖かったので、少し点数低めに。
セリフはめちゃくちゃ聴き取りづらい(笑)が、引き画だけで見てられるのと、笠智衆の振り返る顔がめっちゃ好き。
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