りょうすけ

波止場のりょうすけのネタバレレビュー・内容・結末

波止場(1954年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

「波止場」

元プロボクサーのテリーがNYの波止場でギャングからの日雇いを受ける話。正義感の強い男が悪に飲まれることなく、自分の良心で証言台に立ったり、自分のボスに立ち向かったりする姿はカッコ良かった。ラストの自力で立ち上がって歩いていくシーンは、プロボクサー時代の意地だったんだろうな。
凄く優しくて善人に見えるマーロン・ブランドなんだけど、ちょいちょい暴力振りそうな危なっかしさを感じるのは「欲望という名の電車」のせいだろうか。「ゴッドファーザー」の時からは考えられないほどセクシーでかっこいい男なんだけどね。
モノクロの映像も引き締まっててかっこよかったけど、何よりも音楽がいいと思ったらレナード・バーンスタインだった。
りょうすけ

りょうすけ