扇子

ハムレットの扇子のレビュー・感想・評価

ハムレット(1948年製作の映画)
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どうしてもセリフや人物に重点が
おかれる作品だと思うけれど
その雰囲気を視点の切り替えやスモークなんかで創っているのが面白いなぁと思った
今の映画からすれば
変化が少ないから絵的には飽きそうだけれど、そこはやはりシェイクスピアならではのセリフと役者さんたちの演技や魅せ方がカバーしていると思った

昔 この音楽を演奏するときに
この作品を読め!といわれ学生の頃に
本で読んだのだけれど…
当時この人間の中にあるドロドロとしたものが理解できなかったなぁと…


結局
人間というものは感情に振り回され
それでも苦しみながら自分の中の正義を探しているのかもと…これは悲劇と言われているけれど最期まで狂ってると言われながら自分の正義に忠実でいれたハムレットが少し羨ましいなと思った

スコアは付けづらくて付けれなかった
興味ある人は観てみたらいいかなぁと思う
扇子

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