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あの頃ペニー・レインとのkazu1961のレビュー・感想・評価

あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)
4.0
▪️Title :「あの頃ペニー・レインと」
Original Title :「Almost Famous」
▪️Release Date:2001/03/17
▪️Production Country:アメリカ
🏆Main Awards :
第73回アカデミー賞 脚本賞
第58回ゴールデングローブ賞 ミュージカル・コメディ部門 作品賞 除塩女優賞
▪️Appreciation Record :2019-180 再鑑賞
▪️My Review
何度観てもいいほんと素敵な青春ムービーです!!音楽映画、史実映画、さらにファッション映画として公開から15年以上経った今も人々に愛され続けている『あの頃ペニー・レインと』。
1957年生まれのキャメロン・クロウ監督は、実際に10代で数々のミュージシャンを取材し、音楽ライターとして活躍していました。その経験をもとに作りあげたのがこの作品で、アカデミー脚本賞を受賞しましたね!!
映画に登場する「スティルウォーター」は架空のバンドですが、モデルの一つとなったのはオールマン・ブラザーズ・バンド。サザンロック、スワンプとも呼ばれる、ブルースに根ざした音楽、とりわけライブでの演奏は今も高く評価されています。
出演陣も素晴らしく、ペニー・レインを演じ、アカデミー賞にノミネートされたのがケイト・ハドソン。お母さんは「スリー・ビルボード」も記憶に新しい名女優ゴールディ・ホーンです。音楽を心から愛する純粋で繊細なペニー・レイン、その輝くような笑顔は、なんともすてきですよね!
そして、実在のロック評論家レスター・バングスを演じるのは、46歳で亡くなってしまった名優フィリップ・シーモア・ホフマンです。
サイモン&ガーファンクル、ジョニ・ミッチェル、ブラック・サバス、ザ・フー、ビーチ・ボーイズ、レーナード・スキナード、ニール・ヤング、デビッド・ボウイ、レッド・ツェッペリン…、映画には50以上の名曲が次々に流れますが、なかでも印象的なのはエルトン・ジョンの「可愛いダンサー」ですね。この曲に合わせて映画の場面を作ったのではないかと感じるほどピッタリで、一番耳に残ってますね!

▪️Overview
1973年、音楽好きの少年・ウィリアムは、まだ15歳ながらその文章が認められ、ロックバンド「スティルウォーター」のツアーに同行取材することに。音楽ライターの道を歩み始めたウィリアムは、バンドのメンバーやさまざまな人たちと出会い、恋にときめき、人生に苦しみ、成長していく。キャメロン・クロウの監督・製作・脚本。出演は、パトリック・フュジット、ビリー・クラダップ、ケイト・ハドソン。監督のキャメロン・クロウは実際に15歳で『ローリング・ストーン』誌の記者になり、レッド・ツェッペリン、ニール・ヤングなど、数多くの伝説的なミュージシャンへのインタビューに成功した。その体験が基になっており、彼はこの作品で第58回ゴールデングローブ賞作品賞(ミュージカル・コメディ部門)と第73回アカデミー賞脚本賞を受賞した。青春映画として、また音楽映画として非常に評価が高い。
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