いつもより1時間早く起きたし、ゴダールの映画なんか死んだ時にしか観る気になれんので、短いヤツを我慢して観てみた。
やっぱり駄目。
相変わらず寸断される音楽やモンタージュ。
映画になってない。
全然面白くない。
全くつまらない。
ゴダールは映画監督である前に、思想家、哲学家なんだよな。
淀川長治さんも言及しとるし、わしも常々思ってたことだが、そんなことなら、本でも書いとけよ、映画でそれをやるなよ、ということなんだけど。
それを映画でやったことを面白いと思う人もおれば、掟破りと思う人もおる。当然わしは後者。
また、インテリどもとそれを信奉する似非インテリどもの、ゴダールを語ることがインテリのインテリたる所以、みたいな風潮が心底大嫌いだった。
おまえらホントにゴダールを楽しんどるのか?カッコつけたいだけじゃないんか?と。
今回も、意外なほどSNSやネットニュースで話題になっとるもんで、長いものに巻かれたい輩どもが手のひら返したように「嫌いだったけどゴダールありがとう」みたいな。
嫌いなものは嫌い。
禿げ散らかしたゴダールが本人役で出てきて何やらインテリそうなこと言っとる。
革新的ではなく確信的に映画を壊しとる。
やっぱり大嫌い。
(唯一良かったのは女優さん可愛かったしオッパイ綺麗だった。その分スコア1.5)