秋桜

ニューオーリンズ・トライアルの秋桜のレビュー・感想・評価

4.2
再鑑賞。ジョン・グリシャムの作品は
ハマった記憶があります。

銃乱射事件の被害者の妻が
銃器メーカーを相手に訴訟を起こす。
今まで銃器メーカー相手に勝訴したことは
一度もない。

ただの法定ものではなく、
やり手の陪審コンサルタントが登場し、
陪審員の一人の活躍がメインとなる。

裁判の行方は陪審員次第で大きく変わるため、こういった人の心理をうまく操れる人物が陪審員にいた場合、そしてそれを意図的に利用した場合を考えると少し怖い気がする。

ラストには明らかになる計画と目論見。
抱えてきた想いも分かるし、
非難は出来ないけれど。。

現実では、2022年に初めて
アメリカコネティカット州の銃乱射事件の裁判で銃器メーカーと84億円の和解が成立。
初めて銃器メーカーが法的責任を問われた。

この映画が作られたのは2003年かぁと
改めて思う。
秋桜

秋桜