じじ

紀子の食卓のじじのレビュー・感想・評価

紀子の食卓(2005年製作の映画)
4.5
自殺サークルのアンサーが素晴らしい

自殺サークルの続編と伺い視聴

17歳の主人公「紀子」は東京駅にいた
大きな荷物を持って…

父と進路のことで意見が衝突し家が停電になったところで急いで荷物をまとめ家を飛び出したのだ

父は地元の新聞社の編集長
父の影響で紀子も広報部に入り活動していた

紀子の楽しみは「廃墟ドットコム」というサイトで皆んなと話す事 紀子ではなくミツコとして…

そして東京に出てきたのを機にハンドルネーム「上野駅54」という女性に会う約束をとりつける

その女性はレンタル家族の仕事をしており紀子も流れで一緒にやることになるのだが
段々と役にハマっていき自分を見失っていく…


自殺サークルとは全く違う色の作品に度肝を抜かれた
しかししっかりと前作を引き継いでいる
自分を見失う時 
自分の環境から飛び出したくなる時
自分にもそんな気分になる時はある

家族との関係にモヤモヤしたり不安になったり傷ついたり…
園子温監督の奥深さに脱帽です

素晴らしい作品だと思いました👏
赤髭さん!教えてくださりありがとうございました😆
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