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人間の運命のpopusaのレビュー・感想・評価

人間の運命(1959年製作の映画)
3.6
戦争に駆り出されて家族と別れて、ドイツの捕虜になって、抜け出して、家に戻ったら焼け野原だった。残った息子も大尉になったが死んでしまった。
ある街で、出会った子供に父親だと信じ込ませて一緒に生きていく...みたいな筋。
「またこういう系ね...」と思ってしまった。

カメラワークはふつうに良かったけど、めちゃくちゃ印象に残るようなものはあまり無かった。
教会に捕虜が詰め込まれてるのに光が差し込んでて絵画みたいだったこと、最初の池の美しい長回し、静止した人々を横移動で捉えたショットが強いて言えば印象的だった。

子供に、「君のお父さんなんだよ」って言うところはウルっときた。
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