エイプリル

ラッシュアワーのエイプリルのネタバレレビュー・内容・結末

ラッシュアワー(1998年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

ジャッキーチェンの出る映画見るのめちゃくちゃ久しぶりなんですが、相変わらずアクションがカッコよくて嬉しかったです。序盤にああいう最高アクションがあると、まだ設定がわからない段階でもすぐに映画世界に入り込めて良いですね。
アクションはかっこいいだけじゃなくてコメディチックでもあって面白かったです。「来るな!」って言われてるのに無視して行って落下するシーン、バカすぎて笑いました。
個人的に一番好きなアクションは終盤、美術品のツボを守りながらバトルするところなんですが、ツボが元の位置に戻るたびに敵がまたツボを倒そうとするの、ステージギミックをめちゃくちゃ駆使してる感じでなんか笑ってしまいました。こんなタワーディフェンスゲームみたいな戦い方する人いるんだ。

アクションだけ見れば無限に見れそうって思える映画なんですが、ストーリーはちょっと物足りない感じでした。
特に、序盤は明らかに差別意識やコンプレックスによって捜査が進まない様子が描写されていたのに、それが終盤になってもほとんど触れられることがなかったのは残念でした。

ジュンタオの強さの表現としてピストルであっさりと数人始末する描写を1、2秒で見せてくれたり、画面としてのテンポがよくて、まだまだ見たい作品でした。リー刑事のキャラクターも好きです。
多分しばらくしたら続編も見ると思います。
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