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狩人の夜のLipthinksのレビュー・感想・評価

狩人の夜(1955年製作の映画)
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ニセ伝道師を演じるロバートミッチャムの怪演。最序盤から出てきて語りだしたので、この悪者を見ろ、という意思に思える。
それにしても左手指にHATE、右手指にLOVEの刺青っていう設定がイカつい。

子供たちだけがその在処を知っているお金もそのお父さんが銀行強盗をして手に入れたものだったりして、そんな泡銭のためにこんなに大変な目に遭って余計に不憫だった。

ボートを小川に出して逃げ切ったところが一つのピーク。それ以降は話を綺麗に収めるための延長戦みたいな感じも否めないけれど、いかにも昔の映画らしいハッピーエンドもたまには悪くない。
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