クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝のらんでぃのネタバレレビュー・内容・結末

福引きで南の島のブリブリ王国への旅行を当てた野原一家が秘宝を狙う謎の組織・ホワイトスネーク団に襲われる話。
オトナと戦国は前に観たことあるけど、実に20年ぶりぐらいのクレヨンしんちゃん映画。今の時代には規制されているであろうギャグシーンが当時のまま無修正で楽しめて懐かしかった。
ストーリーはインディジョーンズを彷彿とさせる王道の冒険もの。日常を描いたアニメが劇場版になってこう非日常と交わる瞬間の雰囲気っていいよね…なんか好き…。しんちゃんは勿論だけど改めて見るとひろしとみさえもいいキャラしてるよなほんと。ルルお姉さんもエッチで可愛くてとてもよかったと思います。格闘シーンやスカイダイビングのシーンや魔人同士の戦いのシーンとか子供向けアニメなのに職人のこだわりみたいなのが垣間見えるアニメーションにはつい心躍ってしまう。
脚本はシンプルだけどテンポもいいし凄く丁寧。序盤の小宮のえっちゃんのサインのくだりや、ひろしみさえのキス未遂シーン等、後の展開へちゃんと繋げていくのは『映画』って感じがして気持ちがいい。
後半は魔人達やルル達の方が目立っていたので野原家も封印の鍵をはめる以外にもう少し大きな見せ場があったらもっとよかったかな。次も楽しみ。