このレビューはネタバレを含みます
かつて軍警察に所属していたハンク・ディアフィールドは軍人の息子が軍から離脱したと連絡を受ける。不審に思った彼は息子の足取りを追う。地元警察の女刑事に協力を取り付けた矢先、マイクの焼死体が見つかってしまった。反戦モノのミステリー作品。
反戦モノのメッセージが痛いほど溢れた作品ではあるが、ミステリーとしても練られていて面白かった。
マイクが死ななければならなかった明確な理由はなく、彼の撮った携帯の映像にそのキッカケだけが残っているというのがやるせない。
「死なせるために産んだのではない」という言葉が昔よりも重く感じた。