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エドワード IIのScriabinのレビュー・感想・評価

エドワード II(1991年製作の映画)
5.0
スタイリッシュなアナクロ。翻案ものっていいよな。けど、エドワード2世の現代的意義がこの映画の芯ではないと思う。王とガヴェストンの愛はともかくとして、民衆を扇動するキングとかはもはやギャグの領域だと思った。読み方としておもしろいよねという話で、これがメインテーマなのかは微妙。
それよりも、鋭く充満する光の表現に圧倒されるし、対比的な構成が美的で心地良い。2人のデュエット、タンゴ映画研究会の動画に加わるべき。

あと、これがイギリス映画の最高傑作になるかは疑問。たしかにイギリス文化のある意味正統な継承者ではある。イギリスの文化政策について知りたくなった。

しかしとにかくガヴェストン役の人が良いからもうなんでもよい。
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