ある日突然、父親に捨てられてしまったシリル少年
美容院を開いているサマンサが里親となりシリルの面倒を見るのだが
シリルはなかなかサマンサに心を開かないどころか、自分を捨てた父親の元へ戻る事を諦め…
少年は人との繋がりを求めて自転車を漕いでいた。確かなものは「信頼」と「愛情」なのだと思う。サマンサの「守る」という強い気持ちと底のない優しさに、人の本来在るべき姿をみた気がした。悲しみや痛みに寄り添…
>>続きを読む少年のひたむきさが切なかったし。すぐそばにある大きな愛に気づくことができて良かった。たくさんの裏切りにあいながらも、最後まで純粋でいてくれて安心。きっとこの少年のような環境下にある子は現代社会で多く…
>>続きを読むダルデンヌ兄弟作品は、好みなので、チェックしている。
彼等の作品中の主人公は、必ずといっていいほど、苦境から展開される。
そして、細やかで、不安定ながらも、うっすら浮かんだ灯火を自らの手でつける…
少年にも里親にも感情移入できた。里親の器の大きさにひれ伏す!終わり方に一瞬物足りなさを感じたけどじわじわくる。と色んなことを同時に考えさせられる映画
子供にとって、無償の愛を受けられる環境があること…
母親からも父親からも仲間からも愛されることを知らない男のこがその現実とたたかっていて、必ずしも非現実の話ではないんだなと感じた。悲しい作品だけど、里親の愛を受けて男のこの心も変化していく様子は微笑ま…
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