まめだいふく

最後の陰謀のまめだいふくのレビュー・感想・評価

最後の陰謀(2001年製作の映画)
3.0
 鑑賞者は未だ一人で、レビューも無しか……。まあ、それも仕方がないかなと思わせる作品ですが。

 ある男が病院で死亡。男の妻は、彼の莫大な遺産を相続できるはずだったが、男が病室で遺言書を書き換えて、遺産はすべて息子のべポに譲るという内容に。このべポという男は、妻も知らない夫の隠し子だった。
 しかし、そのべポという男が死ねば、遺産は自分のものになると知った妻は、夫の弁護士よりも先にべポを探し出して殺すために殺し屋を雇い、べポがいると思われるブラチ島に向かわせるのだった。
 思わぬところで遺産相続のゴタゴタに巻き込まれたべポの運命やいかに……。

 と、この内容で、本作は中途半端なコメディ。笑いどころなのか何なのかわからない展開が続く。
 ベポと同姓同名の男が島には何人かいて、殺し屋が彼らを次々に殺していく展開は、サラ・コナーを次々に殺していく、初代ターミネーターを思い起こさせる。

 なんかラストは、上手い締めを考えるのがめんどくさくなって、「とりあえずみんな集めて撃ち合いしとけ」みたいなことになってる。

 しかし、ジャケットの画像すらないとは……。
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