kazu1961

ガンジーのkazu1961のレビュー・感想・評価

ガンジー(1982年製作の映画)
4.0
「ガンジー」
原題「Gandhi」
1983/4/19公開 イギリス・インド作品 2018-035
アカデミー賞作品賞再鑑賞シリーズ
1983年第55回 アカデミー賞作品賞

素晴らしい作品ですよね。この作品の価値は多くの賞を受賞したことより、「マハトマ・ガンジー」を全世界が再認識したことではないでしょうか。
また、インド独立の敵であったイギリスとの合作で、イギリスの監督リチャード・アッテンボローが18年もの年月をかけて諦めずにこの伝記映画を作り上げたことに意味があると思います。
極限までガンジー本人を意識して演じきったベン・キングズレーの演技は素晴らしく、彼がまたインド人の血を引くイギリスの人というのも意味深ですよね。アカデミー主演男優賞も納得です。
また、動員したエキストラは30万人を超え、1つの映画作品に動員したエキストラの最多記録としてギネス・ワールド・レコーズに認定されているそうです。
映画のラストシーンで使われるこの言葉は私の心に残り続けています。
「私は失望すると、いつも思う。歴史を見れば真実と愛は常に勝利を収めた。暴君や残念な為政者もいた。一時は彼らは無敵にさえ見える。だが結局は滅びている。それを思う。いつも」。。

インド独立運動の指導者“偉大なる魂”マハトマ・ガンジーの波瀾に満ちた生涯を描く。製作・監督はリチャード・アッテンボロー、音楽は「大地のうた」他、サタジット・レイ監督とのコンビで知られるインドの代表的音楽家ラヴィ・シャンカール。出演はベン・キングズレー、キャンディス・バーゲン、エドワード・フォックス、ジョン・ギールグッド、ロヒニ・ハタンガディ、ロシャン・セス、マーティン・シーン、イアン・チャールソンなど。イーストマンカラー。
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