kazu1961

007/カジノ・ロワイヤルのkazu1961のレビュー・感想・評価

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)
4.2
▪️JPTitle :「007 カジノ・ロワイヤル」
ORTitle:「Casino Royale」
▪️First Release Year : 2006
▪️JP Release Date : 2006/12/01
▪️Production Country : イギリス・アメリカ・チェコ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-240 再鑑賞
🕰Running Time : 144分
▪️Director : マーティン・キャンベル
▪️Writer : ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、ポール・ハギス
▪️MusicD : デヴィッド・アーノルド
▪️Cast : ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、マッツ・ミケルセン、ジャンカルロ・ジャンニーニ、カテリーナ・ムリーノ、シモン・アブカリアン、イザック・ド・バンコレ、イェスパー・クリステンセン、イワナ・ミルセヴィッチ、トビアス・メンジーズ、クラウディオ・サンンタマリア、セバスチャン・フォーカン、ジェフリー・ライト、ジュディ・デンチ
▪️Review
🖋 007シリーズ第21作にしてリブートされた本作は、全く別物に.とても素晴らしく生まれ変わりました。シリアスで野生的でスタイリッシュでそして繊細に。。。その世界観が哀愁に満ちているのが素敵です。

🖋今までに全くなかった新たなボンド像。金髪で碧眼のダニエル・クレイグが演じた初の作品で、本作以降新たなシリーズが展開されることになります。本作はイアン・フレミングによる原作シリーズの原点『カジノ・ロワイヤル』をシリアスに映像化。同シリーズ17作目の『007 ゴールデンアイ』で監督をし、高い評価を得たマーティン・キャンベル監督の2度目の作品で、ボンドが殺しのライセンスを持つ“007”になる前の物語から始まり、国際テロ組織の壊滅が初任務となるボンドの活躍と恋をスタイリッシュに描いています。ヒロインのボンドガールにエヴァ・グリーン。豪勢なカジノを舞台に繰り広げられるポーカーの駆け引きがスリル満点。そしてリアリティのある息を飲むアクションシーンも最高です。

🖋 今作品のラストシーンと、次作『007 慰めの報酬』の冒頭シーンがシンクロしていて、新たなシリーズが始まることを予感させます。

🖋 今までのシリーズは基本的に踏襲せず、前作までの配役で変わっていないのはM役のジュディ・デンチだけです。しかもキャラクターは大きく変更されていてMもより魅力的なキャラクターになりました。

🖋そしてスタイリッシュな世界観を醸し出す様々なファッションや雑貨は必見。ボンドのスーツ・タキシードはイタリアのブリオーニ、サングラスはイタリアのアイウェアメーカーのペルソール、靴は英国のジョン・ロブ、時計はオメガシーマスター、そして香水はサンタ・マリア・ノヴェッラの柘榴の香りと何もかもがオシャレ!!さらに車はアストン・マーティンDB5!!

🖋物語は。。。
殺しのライセンス“00”を持つボンドは、マイアミで披露される大型旅客機の爆破計画を入手。世界中のテロ組織から預かった資金をマネーロンダリングしているル・シッフルという男が旅客機を爆破し、製造会社の株の空売りを目論んでいました。その計画はボンドによって阻止され、巨額の金を失ったル・シッフルは穴埋めにカジノで一獲千金を狙います。ボンドも財務省のヴェスパー・リンドと共にカジノのポーカーゲームに参加しますが。。。

🖋ボンドガール:
ヴェスパー・リンド/エヴァ・グリーン

🖋悪役
ル・シッフル/マッツ・ミケルセン

▪️Overview (映画. comより)
6代目ジェームズ・ボンドにシリーズ初となる金髪碧眼のダニエル・クレイグ(「ミュンヘン」「レイヤー・ケーキ」)を迎え、イアン・フレミングによる最初の原作を元にジェームズ・ボンドが007になるまでを描くシリーズ第21作。脚本には「クラッシュ」「父親たちの星条旗」のポール・ハギスが参加。監督は第17作「ゴールデンアイ」以来の再登板となったマーティン・キャンベル。
kazu1961

kazu1961