かめさわ

スワロウテイルのかめさわのレビュー・感想・評価

スワロウテイル(1996年製作の映画)
5.0
イェンタウンのみんな
幸せになってくれ〜

前半グロくて離脱したけど、
なんかも〜、最後まで見てよかった
一人一人のエピソードに涙でる

みんなが、ゴミ溜めで見つけた
ピアノを荷台に乗せてくシーンが
1番好きだった

たらい回しにされてたとこで
1番最初にもらったグリコからの優しさが、
この映画に入り込む入り口だった
あと、作品の最初から最後まで
グリコの歌声が鳴り続けてるのも
めっちゃ好きだった
グリコ、ずっとかわいくて優しかった

アゲハの周りの大人たちの
さりげないけどめちゃくちゃ大きい優しさが
本当に本当によかった
ロック・ドクは特に。
アゲハが、タトゥー彫るシーンは、
いつでも思い出せるようにしてたい
セリフとか、空気感だった
あの場所が、癒しになってたな
あんな歳の取り方したい

フェイホンは、ずーーーーっといい奴
最後まで、涙腺ぶっ壊しマンだった
強制送還逃れた後のシーンとか、良すぎ
個人的オールタイムベストシーン入る
グリコが歌ってるのをみる顔が、
好きな人をみる顔してて、
おめぇ幸せになってくれ〜って思った
てか、もう幸せだったのかも
すごい魅力的なキャラクターだった

ランは、好きの具体化でした。
もうちょい出番あったら、
沼になるとこでした。

身の丈の幸せがある時期と
自分が思ってるより上手くいきすぎて
全部叶えたくなる時期と
ダメダメになった時期、
どの時期も、
初めのときの気持ちが
みんなを繋げてくれてた

最後の火葬のシーン
アゲハがちゃんと大事な人を
葬れた瞬間だったから、
悲しいシーンだったけど、
小さな幸せもあった瞬間だと思った

多分ずっと好きって言い続ける作品だと思う