健一

キング・コングの健一のレビュー・感想・評価

キング・コング(1933年製作の映画)
3.0
90年も前の作品です! 😅

恐らくスタッフ、キャスト。脇役の人からエキストラの人達まで。
もうお亡くなりになっているのでしょうね。
でも『映画』は90年経った今でも21世紀の我々を楽しませてくれている。
そう!これが『映画』の素晴らしいところ!😃

WOWOWで放送していたので録画して鑑賞。
不朽の名作。お恥ずかしながら今回が初鑑賞。😅

'76年の第1弾のリメイク版は子供の頃TVで なんとな〜く 見たような。📺
'86年のパート2、2005年のピーター・ジャクソンのリメイク第2弾、2017年の「髑髏島の巨神」は劇場にて鑑賞済。
日本版の「コング」も観てます。😃
今回ようやく『元祖』を観る事が出来ました。

story
南の海の秘境にやって来た 映画のロケ隊 は原住民から『神』と崇められる巨獣キングコングを眼にする。
やがてコングは捕獲されてしまいニューヨークへ 見世物 として連れて来られる。
しかし『巨獣』の力を『人間』は制御できなかった・・・

クラシック作品なので 優しい眼 で見てあげましょう。😅
この時代(1933年)にしては頑張って作った作品だと思う。
ストップモーションで ぎごちなく 動くコング。
恐竜たちとのガチガチのバトル。
原住民たちの大群衆。生贄の儀式。🩸
そして・・・
コングを捕獲してニューヨークに連れ去るシーンは全くなし‼️ 😵😅
そしてそして。
ニューヨークで ぎごちなく 暴れるコング。
エンパイアステートビルに美女を片手にテッペンまで登り戦闘機と戦う有名なシーン。🦍

'30〜50年代には特撮映画の『教科書』的な存在であったろうと推測する本作。
こちらも娯楽作品というよりなんか『教材』として見てしまう。😅

リメイク版ではコングと拐われる美女との交流的な描写があったと思ったが、本オリジナル版ではほとんど無かったのは残念。
ホントにただの『怪物』としてしか描いてなくてエンタメ感はかなり薄い。😰

ラストもなんかあっけなく『あのセリフで THE END?』って感じ。
いやいや!捕獲してニューヨークに連れて来た あんた が言うなよ!
的なツッコミところは満載のお約束クラシック作品。😅

鑑賞後、よくよく考えると2005年のピーター・ジャクソン監督のリメイク版は本当に良く出来ていたなぁと感じる。
(3時間強とやや長かったけど。😅)
各キャラの人物写生、コングの心情、美女との交流のやり取り、クライマックスの戦闘機との激しいバトル。
ピーター・ジャクソンはホントに昔から本作の「キングコング」を愛していたんだな。としみじみ感じる。



ツッコミどころ満載の自分が産まれる前のクラシック作品の鑑賞。
皆様もいかがですか。 😊
健一

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