はり坊

ロミオ&ジュリエットのはり坊のネタバレレビュー・内容・結末

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作を知らずに観たから、セリフが劇のセリフをなぞっていることに最初は気付かず…
現代版の設定のノリの軽さとも相まって、最初は正直「何だこの映画???」と思ってしまったけど、
途中から「これは劇をそのまま(?)なぞっているんだ!(展開がちょっと不自然なのはそのせいなんだ)」と気付いてからは、素直に入り込んで楽しめた。

あと、ディカプリオの顔面がとにかく強い。タイタニックを彷彿とさせる髪型も良かった。
ディカプリオが映るシーンはどれも美しくて、ジュリエットとシーツの中で戯れるシーンは、なにかのMVのようだった。

そして、確か原作は悲劇だったと思うけど、やっぱり今作も悲しい終わり方。こうなるのでは?と予想していた展開に、さらに悲劇がもうひとつ加わった最後だった。
親身になって色々考え、作戦を立案してくれた神父さんが、責任を感じて病んでしまわないと良いけど…
はり坊

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