そらぴよ

つみきのいえのそらぴよのレビュー・感想・評価

つみきのいえ(2008年製作の映画)
4.1
「優しくて、愛おしい物語」

水に沈みかけた街で孤独に暮らす老人のお話。

絵本のような絵のタッチで描かれるショートムービーで声優はなく、物音と波の音だけでも進んでいく。

少しずつ水位が上がる街で家の上に家を作っていき家を積み上げで暮らしています。だからつみきのいえ。落としたパイプを拾いに下の階へ向かいますが、下の階で暮らしていた時の思い出が蘇り、下の階へまた下の階へと、人生を振り返って行きます。このつみきのいえが老人の人生って訳です。

13分ながらも家族や友人、恋人の大切が分かる作品です。
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