あっくん

夏休みのレモネードのあっくんのレビュー・感想・評価

夏休みのレモネード(2002年製作の映画)
4.6
ご無沙汰の中古DVD良作発掘🌟
今回はマット・デイモン&ベン・アフレックの親友コンビがプロデュースした作品✨(*´ω`*)

⛪あらすじ
1976年のシカゴ。
カトリックの家庭に育つ8歳のピートは消防士のパパ、優しいママ、そして7人の兄弟姉妹に囲まれて元気に暮らしていた。
色々と好奇心旺盛でやんちゃなピートはカトリック校の夏休み前にシスターから“天国への道か地獄への道へ行くかは今年の夏の行ないで決まります”と言われてしまい、気にしてしまうピート💦

そんな時に兄シェイマスから“異教徒をカトリックに改宗させれば聖人になって天国に行ける”と聞いて自分の課題とし、早速ユダヤ教の教会堂へ通い始めるピート。(ユダヤ教は天国を語らないから)
やがて、レモネードの販売ととある火事がキッカケでユダヤ教会のラビとラビの息子ダニーとも仲良くなるのだったが、ダニーが白血病をと知ってしまう...。
ピートはダニーを天国へ導かせるよう、彼らなりに考えて訓練を受ける事に。

⛪感想
マット・デイモン&ベン・アフレック最強コンビが主催した脚本コンテストにて、総勢12000作品の中から一位に選ばてたのがこの本作✨✨Σ(゚Д゚)
監督も素人で脚本コンテスト優勝者であり、初監督作品でもあります🎶

もうピュア過ぎて健気✨✨(*´艸`*)
なんかもう、優しい気持ちになった素敵な作品です🎶

本作は信仰・宗教という堅苦しさ、難病という重苦しさがテーマなのにも関わらず、前向きで純真な子供達の友情視点から見ているので不思議と清々しくも観やすい所が長所🎶

“天国へ行った人に会ったことはあるの?”
“なんで天国へ行ったかどうか分かるの?”
“大切な人が天国へ行ったかどうか知りたい”
etc…
カトリック、ユダヤ教等の宗教、死や信仰と色んな探求をしているピートは、そんな純粋で素朴な疑問を大人達に投げ掛けます。(何気にちょっと困った質問ばかり💦)
ダニーと無邪気に楽しみながらも友情を育み、探求して少しずつ成長するピートにほのぼので微笑ましい🎶(ノ´∀`*)

また大人達の視点にも注目で、特にピートとダニーを父親は対照的です。
ピートの父親は厳格かつ頑固親父そのもの💦
自分の考え方を押し付けてプライドも強い古き人間だけど、心に抱える何かで不器用な優しさも隠れちゃってる様子💦
そんな頑固親父を一喝出来る程、8人の子供を育てたしっかり者の奥様の支えもなんか夫婦愛を感じます🎶
一方ダニーの父親は真面目な親父さんも白血病の息子の事を想いながらも周りを親身に考える優しき人情派✨

ピートが夏休みに学んだ事はキラキラと輝いたかけがえのないものであり、ラストの子供らしい答え合わせもなんか笑顔をもらえます✨
素直な子供達から学ばされ、大切な事を教えてくれた素敵な夏休みだったと感じます🎶
切ないけどこの清々しさ…本作で少ししか出てないけど、邦題のレモネードの様な爽やかな透明感なのかもしれませんね✨
(又レモネード飲みたくなっちゃった💦(・・;))

初監督作にしては納得できる良作かと思います。又、90分程の短さなのもポイントです✨

⛪キャスト
監督はピート・ジョーンズ(最高にかんぱい!戦地にビールを届けた男(脚本))

キャストは、
ピート役のアディール・スタイン。

ダニー役のマイク・ワインバーグ(ホーム・アローン4、浜辺の家)

ピートの父ジョー役のエイダン・クイン(エレメンタリーシリーズのグレッグソン警部、サラの鍵、ミュージック・オブ・ハート)

ピートの母マーガレット役のボニー・ハント(ジュマンジ、12人のパパシリーズ、グリーンマイル、ズートピア、カーズ)

ダニーの父ラビ役のケヴィン・ポラック(ユージュアル・サスペクツ、ジーズ・オール・ザット、マーヴェラス・ミセス・メイゼルシリーズ)

ピートの兄パトリック(長兄)役のエディ・ケイ・トーマス(アメリカン・パイシリーズ、スコーピオンシリーズ)
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