マーク・パンサーじゃありませんよ！スティーヴ・マーティンによるリブート版の『ピンクパンサー』です。あのお馴染みの曲に合わせて、オープニングはアニメーションからスタート。ピンク色の豹は有名ですよね。舞台はフランス、サッカーの試合中に監督が毒殺され、その際、高価なダイヤの指輪「ピンクパンサー」も忽然と姿を消してしまいます。その事件にクルーゾー警部が挑むお話です。スティーヴ・マーティンを始め、ケヴィン・クライン、ジャン・レノ、ビヨンセ、クライヴ・オーウェン、ジェイソン・ステイサムなど、出ている俳優さんが豪華！それにしてもスティーヴ・マーティンって昔から見た目が変わらなくて凄い！フランス訛りの英語はお見事。ハンバーガーの発音のくだりは笑います。ケヴィン・クライン身体張りすぎ、ジャン・レノの寡黙な相棒役、ジェイソン・ステイサムのサッカー監督が妙に合っている、クライヴ・オーウェンの007を彷彿とさせる格好良さ、ビヨンセの相変わらずのうっとりする歌声など、見所満載。フランスが舞台なので、パリの美しい街並みも素敵。フランスって毎日がツールドフランス？自転車レーサーが酷い目に合うシーンが多すぎw。一番笑ったのが、全身タイツで侵入し、警備にバレた際にビヨンセのバックダンサーですと嘘をついて、証明の為に踊るシーンは腹を抱えて笑いました。ジャン・レノのイメージが崩れますw。ピーター・セラーズ版も観たいのですが、中々置いて無いんですよね。
