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バトル・ロワイアルのkazu1961のレビュー・感想・評価

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)
3.4
▪️Title :「バトル・ロワイアル」
Original Title :※※※
▪️Release Date:2000/12/26
▪️Production Country: 日本
🏆Main Awards : 第24回日本アカデミー賞
最優秀編集賞
▪️Appreciation Record :2020-054 再鑑賞
▪️My Review
多発する少年犯罪。。。大人たちは恐るべき新法を可決しました。全国の中学3年生43000クラスの中から無作為に選ばれた1クラスを最後の一人になるまで殺し合わせる、通称“BR法”。。。
その中学生同士が殺し合うその内容から当時、上映規制運動が起こり、また国会でも取り上げられました。そしてさらにマスコミに取り上げられた結果、逆に話題を呼んで大ヒットしたんですね。
まあ、グロテスクなシーンばかりが話題を呼びましたが、一番の見どころは、本当に人間というものを生々しく描写しているところにあると思います。『ハンガーゲーム』などとは違って殺し合う相手が中学生のしかも友だちであること。自分の命か、友達の命か、中学生ならではの感情のぶつかり合いが上手く描写されています。
藤原竜也や前田亜季、ビートたけしなどの主演以外のメンバーの演技も中学生ならでは下手くそ?さがかえってリアリティがあって引き込まれますよね。そのメンバーの中にも有名になった人が多くいます。山本太郎
、栗山千明、柴咲コウ←怖い!、安藤政信、塚本高史、高岡蒼甫など。有名になる人程長く生きてますね(笑)
そして、たけしの心情、子供に対する想い、心の変化。。。ラストのたけしは凄い!!
これも日本映画の名作のひとつになるんでしょうね。

▪️Overview
新法の下、無人島で殺し合いをさせられることになった中学生たちの混乱と、やがてそこから生まれる生きる力を、メッセージ色豊かに描いたバイオレンス・アクション。監督は深作欣二。高見広春による同名小説を、深作健太が脚色。主演は、藤原竜也と前田亜希、ビートたけし。第24回日本アカデミー賞最優秀編集賞、第74回キネマ旬報日本映画ベストテン第5位、第43回ブルーリボン賞作品賞、新人賞(藤原竜也)受賞作品。(参考:映画.com)
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