感情移入せざるを得ない作品。
冒頭、しばらく主人公の視点で描かれるのでどうしても「もし自分が、、」と考えてしまう。
途中の妄想シーンですら夢の中にいるような演出や視点でつい作中に没入させられる作品で…
突然片目を瞬きする以外動けなくなったにも関わらず、本を一冊書いて亡くなったELLEの編集長。
知り合いの人の、人間らしくいることにしがみつけば生きていけるという言葉と、涙が出たら視界がぼやけるように…
なんとなくで観始めたのですが、気づいたら最後までグッと入り込んでいました。言葉選びのセンスがいいですね。直接的な言葉ではなく、想像させられる表現のため感情を重ねながら観ることが出来ました。
これ実話…
雑誌「ELLE」編集長が
アクシデントで全身麻痺となり
左目の動きのみで、
自伝を出版した、
同名小説が原作
まるで
現場にいるような
限られた
視野角や
自己発信できない
もどかしさを、
カット…
世界的有名ファッション雑誌『ELLE』の編集長として活躍し、華やかに人生を送っていた主人公ジャン。ある日突然脳出血で昏睡状態に。目覚めると、左目のまぶた以外動かせない全身麻痺状態に。
20万回のまば…
昏睡状態から目覚めたものの、左目のまぶた以外を動かすことができないエル誌編集長ジャン=ドミニク・ボビー(マチュー・アマルリック)。意識ははっきりしているにもかかわらず言葉を発することができない彼に、…
>>続きを読む原作を読みつつ再鑑。
原作を読むと、お父さんが何故、あの写真をジャンに送ったのかよく解る、嬉しかった。
詩的な原作に忠実に創られた脚本の素晴らしさにも気付く。
何度観ても、見どころ満載だし、音楽セ…