これまた実話ベースのおフレンチ映画。
オサレ誌『ELLE』の編集長で公私共に充実した日常生活から、突然の脳梗塞で左目の瞼以外動かなくなってしまった主人公。
言語療法士や家族や友人達の協力でまばたきでの意志疎通を図り、自身の回顧録の本を出版するまでの物語。
主人公の病状は意識も記憶も正常な為、心の中のささやきや過去の華やかな記憶等を描きながら、絶望や葛藤の中、献身的な療法士のユマニチュード技法や友人達とのふれあいで心を紡いで行くストーリー。
…辛いと言ったらいけないのだろうけど、観ていて相当辛い内容…。
それでも、お国柄ならではのブラックジョークやユーモアを挟みつつ、悲壮的にならない作風と、がっつり『お涙頂戴』的作品でないのは辛うじて救われる感じ。
タイトルもなかなかのセンスで邦題としては好印象~👍️
印象深い作品でした~(^^)
…確かに『ジョニーは戦場に行った』と似てるケド、違うんじゃね?(^_^;