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幻の馬車
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『幻の馬車』に投稿された感想・評価

こぅ

こぅの感想・評価

4.3
'22 9/28 ジャケ写掲載していただきました。

「悪魔に蝕まれた男を愛してはダメ
彼の魂を愛しているのです 」

女性初のノーベル文学賞作家S・ラーゲルレーヴの幻想小説[死神の御者]の映画化で、ジュリアン・デュヴィヴィエ監督によるホラーな【聖女ラヴ・ファンタジー】。
https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQtARG7Bv78tkL1wtPUWXRGyo0b0kZ-nQWU_A&usqp=CAU


死期が近い者だけに聞こえる 馬車の車輪の軋む音 を大晦日の晩に聞きながら死んだ者は…。


冒頭、無職三人衆の学のあるリーダー的存在、ジョルジュ(ルイ・ジューヴェ*)が老婆から聞いた馬車の車輪の軋み音、、

死期迫ると死神が馬車迎えに来るという恐怖設定が ホラー的 である。
それをしっかり活かした脚本。
死は誰にでも必ずやってくるという恐怖の意味で、まるで【イ◯ト・フォ◯ーズ】の原型のようだ。

本作の主役はゆっくり頭角を現した、、

放浪者用の施設開設前夜のクリスマスに現れた酔っ払いのダビッド(ピエール・フレネー*)をシスター・エディット(ミシュリーヌ・フランセ*)は、【神の使者】だと崇める。

ダビッドはどうしようもない男だったが、エディットは何としてでも改心、救いたいという信念がハンパない。
春になってから彼を探し始める。
ダビッドにはアンナ(ミラ・パレリ)という妻と子供がいた、、

後の予期せぬ不運への伏線。

後半、集会(今で言うセラピー)での聖歌の間に娼婦らが悪事を歌唱の如くカミングアウトするシークエンスは見どころ。

泥酔するダビッドの演出(編集)が素晴らしい〜の帰宅して、開けないドアを斧で、、恐怖におののく妻子って縮図は、【シャ◯ニン◯】の原型⁈ってくらい酷似。

終盤は、ずっと合成映像を用いた幻想世界。
83年前ながらその 合成映像 のクオリティが高い。


ラスト、キ◯キが起き、「◯よ ◯◯します」のセリフで締める。
シスターの 信仰の貫きか 究極の愛 を描いている⁈
いや、、両方か⁈その匙加減が絶妙。

諸々観るべきところが多いと感じた。


*注記
*シスター・エディット役の ミシュリーヌ・フランセ(20)が美し過ぎた。
https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQwr9e-2gXJv5ulPf7Q3Ulnc8ONLOxoKXS5Uw&usqp=CAU

*ミシュリーヌとピエールは、4年後、アンリ監督の【密告】でも共演。

*ジョルジュ役の ルイ・ジューヴェ の存在感は圧倒的。
Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

3.5
「幻の馬車」

冒頭、フランスのブルターニュ地方。除夜の鐘、老婆、冥府、学者、クリスマスの日、迷える魂、伝説。今、死神の馬車の御者となり死人のところへ訪れる…本作は1939年にJ.ディヴェヴィエが監督したフランス映画で、この度DVDボックスに収録されていたのを初鑑賞したが面白い。さて、物語はフランスのブルターニュ地方には、毎年除夜の鐘がなる時に死んだものはその後1年間、死神の馬車の御者となり死人のところへ訪れて、その迷える魂を冥府に連れて行くと言う伝説が語り伝えられている。クリスマスの日、救世軍の接待に集まった放浪者たちの中で、1人の老婆が馬車の軋る音が聞こえると叫びだした。これを聞きとがめたのは学者とあだ名されるジョルジョだったが、ダヴッドとギュスタヴは老婆の話をー笑に付した…と簡単に説明するとこんな感じで、1909年に女性で初めてノーベル文学賞受賞したスウェーデンの作家ラゲルレフの幻想小説"死神の御者"がブルターニュ地方に移して映画化した作品で、1921年にはヴィクトル・シューストレムが監督演出したサイレント映画の名作"霊魂の不滅"のリメイクでもある。幻想的な映像がよかった。
あー

あーの感想・評価

4.0
幻の馬車の音が聞こえた人には死が迫っているという設定の使い方が見事
1人のダメ男を救うのに1人の聖女が犠牲になるのは嫌だけど彼女自身が愛ゆえにそう望んだし幸せそうだからいいのかな
それにしてもこの映画のミシュリーヌ・フランセが今まで観たきた全映画の中で最高レベルの美女
ずっと眼福