EDDIE

ターミネーター2のEDDIEのレビュー・感想・評価

ターミネーター2(1991年製作の映画)
4.9
何度も何度も地上波で観た傑作。
アクション映画として至高の作品ながら、「ターミネーター」というヒット作をさらに超えた続編としての完成度も完全に前作を上回った最高傑作です。
1991年公開と、25年以上も昔の作品にも関わらず、このターミネーターというサイボーグは今でいうAIのように学習する機能を備えた時代を先取りした内容である点にも要注目。
そして、ターミネーターという凄まじい戦闘能力を持ったサイボーグ以上のT-1000という液体金属の再生能力を持った強敵まで現れるのですから、当時の常識を遥かに逸脱した脚本だったと思います。
倒しても倒しても再生してしまうT-1000の脅威。子どもながらに当時はこんな奴どうやって倒すんだと手に汗を握って鑑賞した記憶があります。まさに絶望。
そして、クライマックスのシュワちゃん演じるターミネーターの絶妙な登場シーン。今でも焼き付いています。
何度観ても素晴らしいと自信を持って人に薦められる傑作。

もちろん有名なラストシーンの“I'll be back”は感動して、次はいつ会えるんだ!?と続編を心待ちにしてしまう仕掛け。もう完璧です。(まぁI'll be back自体は別の場面でのセリフだけども笑)

ジェームズ・キャメロンを天才たらしめた作品ですね。

そして、ターミネーターによるシュワちゃんの完全なるアイデンティティの確立。リンダ・ハミルトン演じるサラ・コナーに対する同作品ファンの愛着。少年のエドワード・ファーロング演じるジョン・コナーとターミネーターの心を通わせていくシーンの数々。圧倒的な存在感と絶望感を見せつけたロバート・パトリックのT-1000は子供心にトラウマを焼き付けてくれました。

ケーブルテレビのザ・シネマHDにて鑑賞。もう数え切れないぐらい観ている大好きな作品です。
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