やっぱ駿はVFXやCGなんて使わなくても（使ってもいいけど）セルアニメーションならではの、綺麗で楽しい映像を作れるんだよ！間違いなく今年見た中で一番良かった
子供を斜め上から見た時の輪郭とか、笑い方も含めて全部が子供そのものでよかった ジブリという制作の場は、想像力と同じぐらい観察力が巧みだよね
あと、メイがこねこバスを見ると「バスネコ！」と言い、大人のネコバスを見ると「ネコバス！」と言うあたり、子供ならではだな、という認知能力も窺えてすごくよかった
どっちかっていうとタクシーみがあるが、バス→電車→飛行船というスケールの大きさがかなり良い
メイの他者との関わり方があまりにもあどけなく、楽しく美しくて少し泣きました
特に、こねこバスのおばあちゃんにお辞儀をしてから、「私はメイです！こねこバスのお友達です！」（意訳）と大きな声で言うシーンがあったのだけど、ほんとに、ほんとに、、、自分の宝物であるキャラメルをあげて、その美味しさと楽しさを分かち合えて、お返しをしに来てくれたこねこバスとの関係を「友達」と言えるメイのまっすぐさに、泣きました（泣いてばかり）
ジブリパークで見たんだけど、大きなスクリーンをぎゅうぎゅう詰めになりながらみんなで覗き込むという体験をさせてくれる（いつどんな時も、そんな仕様にしてくれる 例えば「君たちはどう生きるか」のように）ジブリはやっぱすごい 映画という体験をすごく大切にしてくれてるのですね 映画館で見ることを決して強制せず、自覚的にさせてくれるのだから、駿の魔法はすごいよやっぱ
