鹿田鹿雄

DEATH NOTE デスノートの鹿田鹿雄のネタバレレビュー・内容・結末

DEATH NOTE デスノート(2006年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

70点

原作とは違うオリジナル展開が面白かった。
大数の法則のデータと比較して犯罪者の死が人為的なものと分かり、さらに時間帯から学生だと特定できるところや、南空ナオミとの対峙が面白かったり、Lとの合流が自然で、原作よりも良いと思ったところが多々あった。

ただ原作を読んでいる身としては欠点が致命的だと思った。
月が特に意味もなくバーに行ったり、ノートを拾うきっかけがゴミ捨て場でたまたま見かけたからだったり、ノートに書かれたからとはいえレイ・イワマツが本人の意志関係なく封筒を手に取るところが凄く違和感があるし、そして月がなぜ犯罪者を裁こうと思っているのかが説明不足だということ。

とはいえ、時間が限られているという条件だからこそできた悪くない実写化だと思う。
鹿田鹿雄

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