リチャード・ドナー、
クリス・コロンバス、
スティーヴン・スピルバーグという
豪華製作陣に惹かれ、
金曜ロードショーにて初鑑賞。
爽やかな結末が清々しい、
少年達の和やかで笑える冒険譚だった。
立ち退きを迫られている地区の少年達が、
屋根裏部屋で宝の地図を見つけた事から始まっていく冒険譚となっており、
個人的は『スタンド・バイ・ミー』
、『インディ・ジョーンズ』シリーズ
『ホーム・アローン』シリーズを
合わせた印象を受けた。
子ども達や彼らを追走する
犯罪一家のやりとりは、
全体的にコミカルで面白かった。
一番笑ったのは、あのヒーローの
シャツが音楽と共に披露された場面だった。
又、財宝までの道のりにあるギミックは、
流石にチープさを否めないが、
その懐かしさが味わい深くて良かった。
そんな中でも、
財宝があるウィリーの海賊船の
ビジュアルは凄いと思った。
物語に対しては、大いにツッコミどころ
がある内容となっているが、
そこを追及するのは野暮な作風だと思う。
只、登場人物達の成長や恋愛
といった部分での唐突感が強く、
人物描写をしっかり見てみたかった。
最近、この手の映画がないだけに、
子どもの頃をの青春を思い出させる
爽やかな冒険映画だと感じられた。
子どもの頃に鑑賞したかったと思う作品だった。
