「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」の実写版を観てきた。
元の「嵐を呼ぶ～」を見てから劇場にいったんだけどほぼストーリー展開そのまんまでした。ただしんちゃんのギャグはまったくないのでただのタイムスリップもの。監督は「三丁目の夕日」の山崎監督。
どうも心理描写が薄いし、描ききれてない。やはりアニメのストーリーまんまに無理があるんじゃないのかな。映画なのに画面に寄りの絵が多く、引きの絵が生かされてない。戦国時代の合戦シーンも迫力がほとんど伝わってこない。あれだけCG使ってるのに絵ズラが実に安っぽい。この作品の評判がいいのがちょっと信じられない。きっとクレヨンしんちゃんだったからあのお話は良かったんだろうな。
前にこの監督、「風の谷のナウシカ」の原作版を実写化したいと言ってたけどぜひともやめてもらいたい。
（2009年09月23日レビュー転載）
